私は数年前まで自分の過去に非常に固執し嘆き悔い絶望していました。しかし、次第に自然と過去を忘れるようになったのです。なので信じ難いかも知れませんが何故今の自分が現在の状況にあるのかが俄に思い出せません。きっと、思い出そうとすると過去の嫌な掘り起こしたくない記憶まで蘇ってしまうから、自己防衛の為に敢えて自分で思い出さないようにしている面もあると私は考えています。
過去を忘れる・思い出さないようにすることでいろいろな副産物を手に入れました。例えば過去を気にしなくて良いので現在そしてこれからに意識と労力を投入出来るようになりました。考えてみれば過去は変えられませんが今からこれからは自分次第で良い方向へ運ぶことが出来るので、これはとても健全なことでしょう。
また、過去の嫌な記憶が頭を過ぎらなくなったことで精神の安定が脅かされる恐れが格段に軽減されました。以前ならば突発的に前触れもなく過去が脳内に蘇り、嗚咽・憤怒・激昂・苛立ち・憎悪等の負の感情の原因となっていました。これでは精神衛生上よくないでしょう。
しかし私が過去を(表面上でも)断ち切れた過程には葛藤や苦悩があったのだと、精神の安定を手に入れた今だからこそ冷静に振り返ることが出来ます。今にして思えば、当時はとても荒廃し情緒不安定な時期でした。人間、精神が安定しているか否かで人生に雲泥の差があるのだと知らされました。
今の私はいい事こそ積極的に想い出すようにしていますが、悪いことや嫌なことはその場か遅くとも一晩寝ればキレイサッパリ忘れられるような体質になりました。これは実に素晴らしいです。無論、失敗等から自分でその出来事を自分なりに反省・考察し、次回以降の糧にするようにしていますが、以前のように執着したり後悔したりすることは全くありません。後悔しない様にその時その時を自分なりに可能な限り全力で取り組んだ結果失敗したのなら納得も出来ますし、私としては後悔のしようがありません。
人生生まれてきたからには可能な限り楽しいことや嬉しいこと、良いことに満ち溢れた日々を送りたいものです。その為には私は積極的にこれからも嫌な事はとっとと忘れ続けたいです。
No comments:
Post a Comment