実は私は若い時分には自分の生い立ちとか過去の境遇とか関わる人間の性格とかの「自分で変えられない要素」に酷く拘って愚痴を言ったり不満をぶちまけたりと散々でしたが、自分で出来る事に対しては疎かになっていました。
それだと変えたくとも変えられないのでストレスになりますし、事態が好転する可能性も低いという事に次第に気がついてきました。そしてそれと同時に前述の「自分で変えられる要素」に意識を向けるようになりました。
するとその後は以前に比べるとより自分の理想とした自分や環境に近づけるようになったのです。例えば日々の食生活を変えれば結果的に健康や体型も自分である程度変えられます。また服装も自分が好きな格好に変えれば日々の気持ちが良くなり、また小ギレイにしていることで清潔感も出てきました。
こうして見てみると人生においては実にいろいろと自分で変えられる物事が多いことに気づきます。それに気づけばそれまで窮屈で自由度が低かったように見えた人生や世界が急に開けて楽しいものに思えてくるのですから不思議なものです。これは精神的な変化がもたらす現象だと私自身は捉えています。
精神といえば、私は自身の精神や性格も変えることに成功しました。短気で粗野で不安定で感情的で感傷的で他人の不幸を最上の悦びとし他人からの視線や評価を異常なまでに気にしていた過去の自分と決別することが出来たのは、私の人生においてかけがえのない僥倖です。もし昔のまま自分を変えることが出来ずにいたら、今頃どうなっていたのか?そもそも生きていられたのか?とすら思ってしまいます。
こと程左様に自分で自分を変えることは人生において重要だと私自身は実感していますし、自分で変えられる対象は思いの外案外多いと認識しています。「人生は自己責任」と囁かれる今日ですが、通底する部分はあると考えます。これからも可能な限り自分で出来る事や変えられる事に注力し人生を持って行きたい方向へと導いていきたいものです。
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