私は数年前に独学で英語学習を開始しました。その時から出来る限り英語を聴くように心がけてきました。理由としては、私達人間が生まれてから母国語を習得する過程の始まりは「まずその言語を聴くこと」から始まり、それが言語学習に適した方法だと言うのを方々から聞いたからです。
聴く対象はポッドキャストやユーチューブや英語学習のCD等多岐に渡りますが、共通しているのは「ネイティブスピーカーかそれに準ずる人が話す英語」のみを聴くという点です。そうする事でよりネイティブスピーカーの発音が身近になり発音のお手本にも聞き取りの練習にもなると考えたからです。
開始した当初は、何となく英語を話しているという事は分かるのですが内容は愚か、知っている簡単な単語が辛うじて聞き取れる様な状態でした。ですがそれな気にせず無心で聴き続けました。またそれと平行して単語学習も開始しました。ユーチューブには字幕が、ポッドキャストには英語の原稿があるものがあればそれらも見て聞いた英語と実際話していた英語との照会をしました。
そして開始してから3年程経った今では随分と聞き取れる様になり意味や会話の内容も段々理解や推測出来るようになりました。
今私は「英語をそのまま聞いて理解する」状態です。つまり「逐一日本語に脳内変換しない」という状態です。これは相当楽です。何故なら「英語→日本語」という変換作業の手間が無いからです。実を言うと私は中学高校の時分に英語を授業で習っていた際には、英語を聞いた際には日本語へと脳内変換作業を盲目的にしていました。その際に思ったことと言えば「英語を聞いて内容を理解するには、英語→日本語の脳内変換作業の速度と効率をかなり上げないと難しい」という事です。ですがこれでは自然な会話の速度に付いていけないばかりかただでさえ不慣れな第二言語を聴くのに疲れ、最悪英語嫌いに成り兼ねないと、今にして思います。と言うか実際そういう事もあって、一度私は英語を諦めました。
ですがその後いろいろと英語力のある(とされている)日本人の話や情報を見聞きするにつれて「英語は英語で理解するのが理想」という事に気づきました。晴天の霹靂でした。しかし論理的に考えてみれば、当然といえば至極当然なのでしょう。私達日本人は普段日本語を聞いたり使う際には「他のどの言語にも逐一脳内変換していない」のですから。しかし事英語に関しては、もう既に「日本語という第一言語」が存在しているので知ってか知らずか日本語に依存してしまう場面が発生してきてしまうのです。私もご多分に漏れずその一例でした。
私は英語学習の際には英英辞書を使用したりネイティブスピーカーの英語に接したりしています。ですが例えば「その言葉は日本語では知っているが英語では知らない」場合はグーグル検索で「○○ 英語」と検索します。ただし、その際は必ず英英辞書やグーグル検索等を用いて意味や用法の裏付けをします。そうすることで実際の英語と日本で認識されているそれとの乖離があれば発見し誤用・誤解を防ぐ事が出来るからです。ほんの一例ですが、海外の映画やテレビの字幕あり吹き替え版に対して「英語で話している内容と字幕があまりにもかけ離れすぎている」という批判を見聞きする場合があります。これも意図的に意訳している場合もあるかもしれませんが、英語訳の誤解や用法の誤りが原因の場合もあるかも知れません。
話を聴き取りに戻すと、大量に聴き込む事により多くの単語や表現と出会えます。それらを学習すれば自分の語彙や表現力が向上します。それに加え文章での英語と口語のそれは発音や表現法が異なる場合があるのでそれらの違いにも気付いたり慣れたりするのにも役立つでしょう。また私個人の体感では「記憶に定着しやすい」と思います。特に同じ人が出演しているユーチューブやニュースのポッドキャスト等は随所に定形表現が散りばめられていますので、それらを繰り返し聴くことによりより記憶しより思い出せるようになりました。
また、忍耐力も向上したように思います。これは聴き取りだけでなく英語学習全体に通じて言えることですが、最初の段階では知らなかったり出来ない・分からないと「ないない尽くし」なのでひいては我慢しきれず痺れを切らし学習のモチベーションが低下してしまう恐れもあります。ですがそれでも何とか出来る限り集中し忍耐をもって根気強く続けようと意識が養われた様に思えます。そうすると次第にゆっくりとでも分かったり理解できる対象が増えるのでそうなってくれば占めたもので、自分の成長が感じられそれが更に「もっと頑張ろう!」という自家栽培の動機付けの源泉にもなるのです。そこから良循環に突入し、どんどん英語学習の魅力(魔力としても言い得て妙かも知れません)に引き込まれ学習が苦になるどころか生活の一部、むしろそれを一日少しでもしないと不安・落ち着かない・ストレスの元凶になるといったものにさえ昇華出来るでしょう。
では今日はこれで終わります。本日もありがとうございました。また次回の私の最新記事でお会いしましょう。失礼します、さようなら。
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